まずはここから洗って一晩水にうるかすと、大豆は3倍ぐらいに膨らみます。入れ物が小さいと、豆があふれてしまうほど。 |
こんな大きな鍋ですバケツ2杯の大豆が、全部入ってしまいました。たのもしい鍋です。大きめの寸胴鍋で煮ていた時の、2鍋分が1回で煮えます。 煮たってからしばらくすると、白いクリームみたいな「あく」がたくさん出てきます。吹きこぼれやすいので、目が離せません。お玉で「あく」だけをすくって、どんどんすてます。 |
ことこと、ことこと「あく」が出なくなってから、2時間ぐらいかけて弱火でことこと煮ます。大豆が指でつぶれるくらいになったら、できあがり。 煮上がった大豆は、甘くておいしい。香りにさそわれて、ついついお味見です。 |
準備万端できたての湯気。今にも香りが伝わって来そう。 煮上がったらすぐに大豆と煮汁を分けておきます。(煮汁も使うので、捨てないようにします。) 仕上がりの色と、煮汁を吸いすぎないためです。 すぐに味噌を作らない時は、雪の中で冷やしておきます。 (体験の時は、事前に煮て用意してあります) |
大豆をすりつぶす機械コトコトと、やわらかく煮た大豆を、挽肉器のような機械ですります。機械の中は、こんな風な部品が入っています。 |
大豆をすります大豆をじょうごの様な口から入れると、すりつぶされて太い麺のようにどんどん流れてきます。まるで生きているみたい。大きめのバットで受けます。 味噌を作れる餅つき器や、すりばち、すりこぎでもつぶれればOKです。 |
塩と麹をまぜます味噌の材料は、大豆と塩と麹。これだけなんです。 なんだか不思議。1年たつと、おいしい味噌に変身します。 |
よ〜く まぜまぜ残しておいた煮汁を加えて、味噌のやわらかさを決めます。さわった感じがそのまま、出来上がった味噌のやわらかさになります。 大きな、粘土みたいで楽しい。 |
力をこめて味噌を入れ物に詰める時、丸めた味噌玉を入れ物の底に、たたき付けるようにして下さい。 できるだけ、空気が抜けるように。 ばっちん、ばっちん、詰めてください。 |
できました上まで入ったら、表面をならして振り塩をし、ラップを表面にかけます。ふたをしてできあがり。 保存場所は、屋外の倉庫などの寒い場所に。 雪のある季節には、雪の中でもいいです。春になってから倉庫などの日の当たらない涼しい場所へ。 夏場に表面のかびを取ってから、全体をまぜて、別の入れ物に天地返しで入れ替えるほうがいいです。 その時も、表面にぴったりとラップを貼り付けて下さい。空気にふれると、色が濃くなります。 秋から食べられますが、もう少しがまんして 1年たったころからがさらにおいしいです。 |
〒061-1365
北海道恵庭市穂栄323番地
TEL.0123-37-2774
FAX.0123-37-2779
E-mail.mail@yogonouen.co.jp